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リーマンショックとポンド

イギリスは、リーマンショック以前は「緩やかな経済成長」を見せており、これは先進国として理想的な成長と言えます。だからこそ、「他の国々に足を引っ張られたくない」という思いから、国民投票でユーロの採用が否決されたのです。※FXシステムトレードの極意!
ところが、リーマンショックではその判断が裏目に出てしまいました。ポンドが独自で存在しているということは、ユーロと比べて世界的な流通量が少ないということです。したがって、変動幅が大きくなり、リーマンショックによる通貨の下落率もかなり大きくなってしまったんですね。ユーロが、米ドルに対して「約10%」の下落率だったのに対して、ポンドは米ドルに対して「約30%」も下落してしまい、イギリス国内では異常なほどの混乱が起こっていました。
そもそもイギリスは、意外かもしれませんが「金融立国」なんですよ。アメリカの「ウォールストリート」のような金融街がイギリスにも存在しており、金融によって経済が潤っていた一面もあったんですね。だからこそ、リーマンショックの影響が大きくなってしまい、その後の対策もあまり効果のないものになっています。
さて、イギリスの経済回復の対策を見ていると、「金融で失敗した分は金融で取り戻せ!」という雰囲気があります。破たんしたリーマンブラザーズを買収したのもイギリスのファンドですし、世界的には「またあの悲劇を繰り返すのか!」と批判を受けている一面もあります。
ただし、リーマンショックのような「金融暴走」は絶対に食い止めるべきですが、ある程度の金融活動は必要だと思います。金融取引が活発になってこそ、お金の流動性が高まり、緩やかな回復を促進することもありますしね。